千里丘の名店・一蔵は「日本酒バー」ということになっているので、本来そんなにがっつり料理を食べる店ではない。
そもそもワンオペなので、あれこれ料理を注文するのも、ちと憚られる。
けれども、料理がなかなか美味いのだよ実は。
なので、予約をしておいて、料理はおまかせであれこれ出してもらう、というのがナイスだ。
妻の誕生日にかこつけて、久しぶりに一蔵ディナーをお願いしてみた。
突き出し3種に続いて、一蔵名物きずし。
比較的酸味はマイルド。そして脂が乗っていて美味い。
立春朝搾りはまだありますか?と聞いたら春鹿と月の桂が少し残っている、のことで2日遅れで何とかありつけた(写真ないけど)。
そして、望。思ったよりドライですっきり系。
カマを幽庵焼きにするのか!という衝撃の一品。たまらんやつであった。
里芋を揚げてあんかけとか、よくもまあそんな面倒なことを…
これは燗でいかなあかんよね。
そして、ちょっとビジュアルがグロい茶碗蒸し。白子とエビでプリン体祭り。これがまた美味いのよ。
だいぶお腹がふくれてきたのだけど、米も出てくるのだ。
さらに玉子焼きの巻き寿司なんてのも出てきたが、もう食べきれないので持ち帰りにしてもらった。
いやもう、堪能いたしました。やりすぎでっせ。ごちそうさんでした。