野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

寒波以外にもトラップはある

最強寒波による降雪は北に去って行き、関西では交通機関も正常に動き始めた。
わたくしも昨日はリモートワークに切り替えたが、今日はもう大丈夫であろう、ということでいつものように阪急に乗って出勤しようとすると、阪急アプリから通知が来た。早朝に人身事故が発生したらしい。なんてこった。
詳細を確認すると、人身事故は桂と西京極の間で発生しており、一部の区間で運転を見合わせ中、とのこと。「一部の区間」とは桂と河原町の間である。つまり梅田ー桂間は動いているのだ。
それなら、ということで駅まで行ったのだが、なかなか電車が来ない。実は相当に遅延しているようである。まあ梅田-桂間の折り返し運転などというイレギュラーなことをやっているのだから、まともなダイヤで運行できるわけがないのはちょっと考えればわかるだろボケ、と言われてしまえばそれまでなのだが、梅田ー桂間で折り返し運転してますけどダイヤ乱れてますよ〜、と言ってくれてもバチは当たらんよな、と思う。
さて、そんなよしなしごとを思い浮かべつつ電車を待っていたら、やっとのことで準急が来た。が、えげつない混雑ぶりで、とても乗車などできそうにない(それでも強引に乗った人は数名いたけど)。仕方ないので見送って、次に来た梅田行き各停に乗った。こちらはまあ常識的な範囲の混み具合であった。問題はこれから先だ。いつもなら、相川で降りて、相川駅始発の天下茶屋行きに乗り換える。しかしこの状態で、相川発の天下茶屋行きは動いているのだろうか?そんな情報はどこにも無い。ここはひとつ天下茶屋行きが動いている方に賭けてみよう、ということで相川駅で降りた。
とりあえず通常の発車時刻には、天下茶屋行きの電車は来ず、別の梅田行きが来た。うーむ、これを見送って天下茶屋行きが来るのを待つべきか…と悩んだが、結局その梅田行きに乗ることにした。つまり梅田行き各停から一本遅い別の梅田行き各停に乗り換えた、というなかなか間抜けなことをしたわけだが、まあさっき乗った梅田行きに比べるとずいぶん空いているから良しとしよう、ということで淡路まで座って行った。
で淡路で天下茶屋行きに乗り換えて、あとは天下茶屋で南海高野線に乗り換えて堺東へ、といういつも通りの通勤ルートで出社したわけだが、いつもならば1時間半ちょいで行けるところが、たっぷり2時間以上もかかってしまったのだった。なんだか通勤だけでぐったりだ。