野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

そりゃ発狂もするでしょうし

常日頃からAmazonは便利に使い倒しているし、米国駐在中や出張中はUberにさんざん世話になった。
とてつもなく安くで様々な利便性を我々に提供してくれているこれらの企業のサービスというのは、裏ではなかなかに非人道的なことが行われているものと相場が決まっている。
その現場に潜入して実際に働いてみた、というのが『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』というやつだ。

うむ。確かに絶望するなこれは。
ブルシット・ジョブ(=クソどうでもいい仕事)ではなくシット・ジョブ(低賃金で過酷な仕事)の実態というのはこういう感じなのだな。
こういうのってアメリカだけなのかと思っていたけど、UKでもあるのだね。
英国のワーキングクラスとは別に、主に東欧からの移民をターゲットにした、新たな階層が作られつつある、ということか。
周縁を作り出し、そこから搾取するのが資本主義の本質だと言われたりする。ギグエコノミーの従事者なんてのは、まさに創り出され、搾取される周縁、という感じがするなあ。