先日ブックオフで"Wheels Of Fire"の中古CDを買った。
これ2枚組なのだけど、昔の2枚組CDってのは、ほんとイカツいケースに入ってて嵩張るなあ。もうちょっと何とかならんもんかな、と思う。ところでクリームというと、延々と垂れ流されるインプロビゼーションを聴かされるのがちょっとダルい、というイメージがあるのだけど、それはライブの話であって、すべてスタジオ収録のこの1枚目は、どの曲もコンパクトで、長めの"White Room"でも5分弱だ。問題はライブ収録の2枚目で、それでも"Crossroads"は4分ちょいだが、"Spoonful"と"Toad"が16分を超える。勘弁してほしい。
"Spoonful"はまだしも、"Toad"なんかはずっとドラムばかり鳴っていてちょっと飽きる。16分ずっと叩きっぱなしのジンジャー・ベイカーの体力はすごいなと思うけど。
"Wheels Of Fire"を入手したついでに、長らく聴いていなかった"Disraeli Gears"のCDを引っ張り出してきてミュージックライブラリに取り込んだ。このアルバムも、オリジナルのシンプルな構成のCDって今ではひょっとしてもう手に入らないのだろうか。
それにしても、「カラフル・クリーム」とか「クリームの素晴らしき世界」とか、その辺の邦題のセンスはちょっといただけないなあ。