久しぶりに泊まりで八王子に出張である。
であれば夜は八王子のみなさんとどこぞで一杯、てな風にいきたいところであるが、何となくそういう感じにはならず。まあわたくし自身が体調万全とは言い切れない、というところもあり。
というわけで、単独で少しばかり調査をしてみることにした。
で、JR八王子駅前(北口)あたりでも、比較的オーセンティックな飲み屋が散見される界隈を探索した中で発見s
したのが、この店。
「中町金太郎」か… なかなか渋いんでないか。
ということで入ってみた。先客は2組。
とりあえず瓶ビール。付き出しにニラ玉ときたか。
この店、紙に書いたメニューが見当たらない。
壁には、いくつかの品が申し訳程度に書かれているが、値段は書いてない。
カウンターにある冷蔵ショーケースに入ったネタを見て注文するのだろうか。
これはかなりの上級者向けか…?
壁に書かれた焼鳥メニューは、砂ずりと手羽先しかない。が、ショーケースには他にもいくつかあるように見える。
意を決して、焼鳥はあそこのメニューに書いてある分だけですか、とお母さんに訊いてみた。その回答はいまいち聞き取れなかったが、どうも、端的にYes/Noでいえばその答えはNoで、つまり他にもネタはある。で、ショーケースに入っているいくつかを適当に焼いてくれる、と言っていたのではないかと思う。よくわからんかったけど。
実際、焼鳥4串来たし。
この焼鳥、けっこう美味かったのだけど、ここからさらに他のメニューを注文するだけのパワーを、残念ながらわたくしは持っていなかった。ビール以外の酒も、なかなか微妙な感じだったし。
というわけで、ビール一本で焼鳥4串だけ食べて、この店は失礼することにした。
ちなみに後で調べたらこの店、チェーン店らしい。
いや、ホンマでっか…?
金太郎を出てホテルに帰る途中、このままおとなしく部屋に帰るか、もう少し飲んでいくか、実はけっこう迷ったのだけど、やはりもうちょい飲むことにした。で、昨年12月に行った店へ。
実はまた味覚がだいぶ怪しいので、そんなんでナチュラルワイン飲んでもなー、と思いつつ、でもやっぱりねえ。
とりあえず白、シュナンブランですって。
で、焼鳥4串ではさすがに心許ないので、フムスを注文した。
でもこんなのが出てくるとわかっていれば、バゲットは付けなかったはず。
いや、美味かったんですけど。
まーこの店はなー、と思いつつ赤を注文した。
何やかんや言うて美味いワイン出すしなぁ…
で赤をもう一杯。いくつか提示された選択肢の中にカーブドッチがあるではないですか。
味覚はまだ復活しているとはいえないが、でもちゃんとワイン美味いな。
来て良かったとは思う。でも正直なところやっぱり、ちょっと怪体な店だよなあ…