野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2杯で十分ですよ

また出張で掛川に泊まっている。
が、これでしばらくは来なくても良いような気がする。
では、目を付けていた店に、今のうちに行っとこう。
ということで、「いっしょに晩ゴハン行きませんか」と他のメンバーに誘われていたのを断って、単独行動だ。
まずは、掛川駅から3分ほどのところにある酒楽だ。
中小のテーブル5つほどで、カウンターは無し。先客は地元の常連らしき数組。
ちょっと勇気が要るが、入ってみた。
メニューはそんなに多くない。まあとりあえず生ビールとポテトサラダかな。と注文してみた。

結構ボリュームありますな。美味いけどね。
で、魚系がけっこうある。どうせなら大阪ではあまり食べられないカツオの刺身いっとくか。

この辺では別に珍しくはないらしい。さすが静岡。いや美味かった。
せっかくだから静岡の地酒もいっとかんとね、ということで開運シュヴァルツ。

どの辺がどうシュヴァルツなのかよくわからんが(とりあえずラベルはシュヴァルツか)、結構ドライでありました。
この2品でけっこうお腹いっぱい。
市外から来られたんですか、と大将に話しかけられ、ええ大阪から、はい仕事でね、などとあれこれ会話する。ちょっと難しい感じの人かな、と最初は思ったのだが、けっこう気さくな大将だった。
ごちそうさんでした、と酒楽はこの辺で切り上げて、次はアンフォラへ。
定宿(と言うほどでもないが)のドーミーイン近くにあるワインバーだ。
なおドーミーインは8/25の落雷により施設が損傷し、復旧の見込みが立たないため現在休業中である。

さてアンフォラ
好みを訊いて、2種類を出して試飲させ、気に入った方を注ぐ。
なかなか面白いと思うが、試飲にしてはちょっと量が多くないだろうか…

右がシャブリで左がリースリング。結局リースリングを選んだのだが、つまり右側のグラスは、少しばかりテイスティングをした後、なのだが、まだこれだけ残っている。
次に赤。右がサンジョヴェーゼ主体のトスカーナ、左はバルバレスコ

バルバレスコ美味かったな。
ちょっとアタマおかしい系のナイスな店だ。
グラス2杯、のはずだが、実質は一般的なグラスワイン4杯分に相当するんではなかろうか。
わたくしが店に入った時に先客は一人だけで、その人も割とすぐに帰って、残っているのはわたくしだけ。
ワインの話やら掛川のオススメの店やら、あれこれ話をしつつ、つい長居をしてしまった。
いやー面白かった。次にいつ掛川に泊ることになるのかわからんが、ぜひまた来なければ。