「ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)」を読みました。「悪名高き皇帝たち」4部作の最後で、今回の主役はネロです。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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ネロといえば、暴君として有名ですね。暴君だけあって大概なことをしてるわけですが、実の母親を溺死させようと企て、実行に移したのは良いが、実は母親のアグリッピーナは泳ぎの達人であったがために助かってしまった、というのはなんとも間抜けな話です。というか、アグリッピーナ恐るべし。あと、ネロって実はジャイアンだったそうで。わざわざナポリまで行って、「俺の歌を聴け」をやってたとか。いやはや。