野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

むしろフランダースの犬のほうが

ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)」を読みました。「悪名高き皇帝たち」4部作の最後で、今回の主役はネロです。

ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫)


ネロといえば、暴君として有名ですね。暴君だけあって大概なことをしてるわけですが、実の母親を溺死させようと企て、実行に移したのは良いが、実は母親のアグリッピーナは泳ぎの達人であったがために助かってしまった、というのはなんとも間抜けな話です。というか、アグリッピーナ恐るべし。あと、ネロって実はジャイアンだったそうで。わざわざナポリまで行って、「俺の歌を聴け」をやってたとか。いやはや。