昔読んだ事があるのに内容を覚えてない、さらには読んだという事実すら記憶に無い本というのがある。今年になってから初めて読んだ「青の時代」を含めると、どういうわけかウチには三島由紀夫の本が4冊もある。その割には、内容をまったく覚えてない。今回読んだ「仮面の告白 (新潮文庫)」はずいぶん古く、おそらく初めて読んだのは20年ぐらい前ではないかと思われる。だけどやっぱり内容を覚えてない。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 文庫
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なんつうか、どう読んだら良いんだこの本は?どうもあんまり趣味じゃないかもなあ。どうせ変態がテーマなら、谷崎センセイの方が好きだね僕は。面白くないのかと言われたら、そういうわけでもないんだけど。なんだかんだ言いながら4冊も読んでるんだもんな。「ラディゲの死」なんて2回も買ってるんだし。