書店で、「乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない」という本を見かけた。ちょっと面白そうだと思った。でもこの本は、少し前に話題になった「上司は思いつきでものを言う」の続編という位置づけらしい。ならば先に「上司は…」を読むべきかも。と思ってとりあえず読んでみたわけだ。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/16
- メディア: 新書
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わりとお気楽に読めて、けっこう面白い。いわゆるビジネス書ではない。最後の方はなんだか、歴史から読み解く日本人のメンタリティ、みたいにちょっと大層になってくるがそれもまた一興。Amazonのレビューなんかを見てるとかなり評価が分かれるが、あたしは嫌いじゃないね。まあ何というか、埴輪の製造・販売をする会社に勤めていなくてよかった、とまずは胸を撫で下ろしたことだった。