いつもケチばかりつけててごめんなさい

「もう、語らず、求めず、怒らない。」とオビに書かれている「沈黙入門」を読んだ。

沈黙入門 (幻冬舎文庫)

うむ、まあ確かにおっしゃるとおりでしょうなという感じで、特にそれにケチをつけるつもりは毛頭ないのだが。
なんか最近、妙にこの手の本が多いような気がする。それだけ生きにくい世の中になってるということか。
というのもまた、ありがち過ぎる感想だけどな。
ところで、自分の中に生成する様々な感情や欲望について、それを客観的に観察することで無力化する、というやりかた。世界的なベストセラーになった「7つの習慣」にも「刺激と反応のスペース」というコンセプトがあるのだけど、その方法論として考えられますな。「苦痛を無視する」というグリーンベレーってひょっとするとこんな訓練をしているのかもしれない。
そんなこたないか。