野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

修行のはじまり

以前から気になってはいたがなかなか手を出せずにいたフーコーの「言葉と物」、2段組で400ページを超えるマッシヴな本である。ついにこれを読み始めた。読み切るのにいったいどれだけの時間がかかるのか、まったく見当もつかない。年内に読み終われるのだろうか。そもそも、途中で投げ出してしまうことになりはしないのだろうか。
まことに不安であるのだが、やはりこういう本は身銭を切って買わなければならない。高いからといって図書館で借りたりすると、きっと途中で嫌になって投げ出してしまうと思うのだ、わたくしの場合。
で月曜日ぐらいからぼちぼち読み始めたわけだが、初日に読めたのは序章の十数ページ。うーむ。「???」と思いながらも第一章の「侍女たち」を読み、第二章の「世界という散文」でいよいよわけがわからなくなってきた。こいつあまいった。
いやはや前途多難である。