野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

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最近のFacebookの投稿を見て、ちょっと気になった事案が2件。
ただいまキリシマツツジ満開中の長岡天満宮、そしてモネの睡蓮が展示されているという、アサヒビール大山崎山荘美術館
昼間は特にこれといった用事もなかったので、上記2件について現地調査をしてみることにした。
まずは長岡天満宮へ。

なるほど噂通りの大変に見事な、グロテスクなまでに紅いツツジが咲きまくりだ。今の時期はツツジだが、その他にも菖蒲やらアヤメやら紅葉やら、四季折々の色々な植物が楽しめる仕掛けになっているようである。比較的近くに住んでいるというのに、チェックが甘かった。
駅前で昼食を摂って、今度は阪急で一駅となりの大山崎へ。駅から徒歩10分、といってもけっこう急な坂を登らなければならない。なかなかタフだ。
しかしながら、山荘というだけあって、緑に囲まれて静かなところにある、とても良い感じの美術館だ。ただ、あの建物じたいは正直あまりわたくしの好みではないんである。期待していたモネの「睡蓮」も、実はもうひとつ。いや「睡蓮」自体は素晴らしいと思うのだけど、展示室の中にあの作品2点だけをぽつんと置けば良いものを、その他の、蘭が描かれた大量の画が周囲の壁に所狭しと展示されており、これがどうもうるさくてかなわんのである。うーむ、惜しいことを。
しかし展望テラスのある館内のカフェは結構だ。淀川、桂川、宇治川、そして木津川が合流するあたりを見下ろすことのできる、景色の良い場所である。ずっと曇天だったというのが残念だ。

で、建物の外にでると庭園がある。この庭園がかなり良い。はっきり言って、美術館の建物内は一回行ったらもういいかなと個人的には思っている(ああいうのが好きな人ごめんなさい。「個人の感想です」)。

ちょっとばかし疲れた。というか眠くなってきた。いったん家に帰って15分ほど昼寝をして、今度はなんばまで出かける。これまたかねてから懸案となっていた、「やきとん『よしの』後継問題について、候補となる物件があったのでこれの現地調査に赴いたのである。
これはもう、文句なしだ。「よしの」なき後は、「たゆたゆ」で決まり。
強いて言えば、タンミソが無いことだけは悔やまれるが、それ以外の故障というものはどこにも見当たらない。焼酎なんぞはこれでもかというくらいに充実している。まことに結構である。