野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

カセットてのがすごいやね

"Words With The Shaman"は1985年にデヴィッド・シルヴィアンのソロ作品として12インチシングルとしてリリースされた。わたくしはこのレコードを持っている。

このシングルというかミニアルバムは後に、"Preparations for a Journey"と"Steel Cathedrals"の2曲が追加され、“Alchemy: An Index of Possibilities”というアルバムになり、カセットのみでリリースされていたらしい。
これが2003年にはさらに"The Stigma Of Childhood (Kin)"と"A Brief Conversation Ending in Divorce"の2曲を追加され、リマスターされたCDとしてリリースされた。
現在Apple Musicで聴けるのは、このバージョンだ。

しかしなぜ、こんなアートワークにしてしまうのだ?
オリジナルの方がずっと良いじゃないか。

Amazonでは、オリジナルのアートワークのCDが入手できる。

Alchemy: An Index of Possibilities

Alchemy: An Index of Possibilities

  • アーティスト:Sylvian, David
  • 発売日: 2006/04/07
  • メディア: CD
というわけで、しばらく様子を見て、値段がそこそこ安くなった時を狙って買った。
"Words With The Shaman"の3曲(pt.1〜pt.3)なんかはもう、"Brilliant Trees"の雰囲気そのままだな。特に、"Nostalgia"あたりの感じ。
追加された曲は割とアンビエントっぽいテイストで、"Steel Cathedrals"なんかはそのまま"Gone To Earth"につながりそう。
あんまり統一感はないけど、なかなか良いアルバムだなと思う。
Apple Musicってあんまり信用できないし、やっぱりCDで持っておきたい一枚ですな。