野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

フラミンゴの次はかぶとむしだ

鳥取の谷本酒店は、もちろん鳥取の地酒など置いているのだが、どういうわけか仙禽も売っていたりする。
大阪で買い損ねた仙禽かぶとむしも、ひょっとするとまだあったりするんじゃなかろうか、と思って行ってみたら、やっぱりあった。f:id:neubauten:20210612222611j:plain
かぶとむしは捕獲できたし、夜までに脂肪を燃やしておこう。
夕方ぐらいには雨も上がった。しかし雨の後にトレイルは避けた方がよろしかろう。ということで舗装路だけで行ける摩尼寺まで。
湯所から天徳寺前の坂道を円護寺に抜ける山越え(ってほど大層なものではないが)を取ったのだが、円護寺のあたりでRunkeeperアプリが止まっていることに気付いた。
萎えるんだよなーこれ。
たぶんトンネルの中でGPSが現在位置を見失ったせいだろう。それくらい何とかリカバーしてくれよ。
仕方がないのでここでリスタート。
覚寺からゆるい上り坂がだらだらと続く県道224号線(一本松覚寺線というのだね)を走って、摩尼寺の手前に到着した。
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寺は16:30で閉門なので中には入れなかった。
それにしても久しぶりに摩尼山まで来たけど、門前の寂れ具合よ。
昔から、門脇茶屋と源平茶屋の向かい合わせ二軒の飲食店が営業していたが、源平茶屋は閉店した、と聞いている。門脇茶屋はまだ営業しているはずだが、外から見る限りそのようには見えない。昨今は宴会なども無いだろうし時間帯もあるのだろうが、そもそも界隈に人影が見当たらない。
ちなみに、この階段の右側(写真には写ってないが)は登山口になっており、本陣山につながるトレイルもある。前から行ってみたいと思っているルートであるが、今回は先述の通り雨の後であるし時間も遅いので、涙を飲んでスルーした。
先ほど上がってきた県道を覚寺あたりまで戻ってきて、まだ少しばかり余力があるので多鯰ガ池に行ってみることにした。
砂丘に向かう県道265号線(湯山鳥取線)から脇道にそれ、多鯰ガ池の南側・東側を通って砂丘に抜けるコース。の途中で、「多鯰ガ池自然探勝路」の入り口を見つけた。
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そんなもんがありましたか。そら行ってみなあきまへん。
けっこうアップダウンがあるが、なかなか面白い。しかし何やら鬱蒼としていて、ちと気色悪いかな。
多鯰ガ池ごしに砂丘が見えたりして、晴れていたら景色良さそうだけど。
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距離は1kmちょい、といったところか。県道265号線の砂丘トンネルの、砂丘側出口あたりに出てくる。そのままトンネルを抜ければ、また覚寺あたりに戻れるのだが、また先ほどのようにGPSがコケてアプリが止まったりするのも嫌だな、と思い、遠回りになるが砂丘の南側の道を通り、サイクリングロードで浜坂あたりを抜けて行くことにした。
さすがにだいぶへろへろだ。これで17km。アプリが止まっているのに気付いた円護寺あたりまでが2kmほどだから、だいたい19kmといったところか。
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砂丘には午前中にも、プリンを買いに行っていた(車で)。
砂プリン、というのが名物だとか。
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粉末カラメルをかけて食べる、というアイデアは面白いが、「砂を噛むような味」だとネガティブな印象しか受けない。
普通に食べても美味いのにね。