野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

これぞ山陰の天気ですけど

一応はトレラン合宿ということになっているのだから、飲んだだけで終わりというのではさすがに格好がつかない。
相変わらず芳しくない天候ではあるが、ここはひとつ強行するほかなかろう、ということでまずは砂丘方面を目指す。浜坂団地の下あたりからサイクリングロードの長いダラダラ坂を上がっていく。これけっこうしんどい。
そしていよいよ小雨が降り始めた。
鳥取砂丘を横目に見ながら県道に抜け、前回とは逆のルートで多鯰ガ池自然探勝路を走る。
雨はわりと本降りになってきたが、覚寺から摩尼寺への舗装路4km弱を上がる。
摩尼寺到着時点で、少し雨が弱くなった。ここからがいよいよ本番、というかわたくしも走ったことのない、中国自然歩道で本陣山に行くルートだ。
最初は摩尼寺の急階段の脇から入っていくのだが、川を渡るのに丸太が一本かけてあるだけ、とか木が倒れている、とかなかなかにアトベンチャラスなコースだ。
そしてけっこう斜度のきつい階段が延々と続き、いやもう無理です勘弁してください、と泣きが入るあたりで視界が開け、鳥取砂丘まで見渡せる。
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晴れてたらかなり爽快だったろうに…
というか雨が大概きついんですけど。
摩尼寺から本陣山までは3.4km。距離は大したことない。
しかしながら雨がそこそこしっかり降っており、足下はじゅるじゅるにぬかるんでいる。さらに寒い。
本陣山の山頂、太閤平に着いたころに降っていたのは、あれは雨というより霰ではなかったろうか。端的に言って辛い。
これ以上トレイルを走るのは辛すぎるし危険だということで、太閤平から樗谿公園までは舗装路を降りた(舗装されていてよかった)。
そんな感じで21km。
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到着後に雨が上がり、陽が射し始めた。
遅いっちゅうねん。
全員ヨレヨレだが、とりあえずびちょびちょのウェアを着替え、さらに大阪に戻る用意をして鷄神へ。昼食はラーメンだ。
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冷えた身体にラーメンが沁みる。
さらに鳥取ぽかぽか温泉で風呂に入り、やっと人心地がついたところで帰路に着いた。
そういえば途中でとうふちくわの里に寄ったのだが、あそこで売られているちくわは、スーパーで売っているやつに比べるとちょい高めだな。パッケージはちょっと立派にしてあるけども。観光客をカモっとるな。ちむらもえげつないことしよる。

帰りの高速、中国自動車道は12kmの渋滞ということで新名神を通った(そちらも5km渋滞だったけど)。帰宅したのは19時過ぎ。いやー疲れた。
やっぱりトレランは晴れてる時にやるもんですな。