野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

やっぱり晴れでないとね

これで2回目となる鳥取トレラン合宿、今回は少しでも天気の良さそうな4月末に行うことにした。
長期予報では晴れだったのが1週間ほど前から雨に変わっており、やきもきしつつYahoo!天気を見ていたのだが、どうも午前中ならなんとかいけそうな感じ。
というわけで昨夜のうちに鳥取入りし、本日は少し早めの8時半スタートということにした。
今回は摩尼山→久松山→本神山と縦走するコース。まずは摩尼山に向かう。
覚寺あたりからゆるい上りの舗装路を経て、摩尼寺の石段へ。これはさすがに走れまへんな。

この山門の先にもまだ石段はある。ちょっと崩れかかってますな。

摩尼寺の中、本堂の横に登山口がある。そこから10分ほど歩くと展望所がある。
砂丘が見晴らせる。晴れていて良かった…

途中、ランドマーク的に11体のお地蔵さんが祀られている。これが最初の1組め(一番〜十一番)。

山頂の少し手前あたりに次の11体(十二番〜廾三番)。

山頂へ行く道がわかりにくかったのであっさり断念して先へ進む。立岩の手前に次の絶景ポイントがある。

そして、帝釈天が降臨したと言い伝えられる立岩に到着。ここにお地蔵さん、最後の一組(廾四番〜卅三番)。

立岩の横にもこんな石仏が。

立岩の裏手からさらに下に降りるのだが、ここがなかなかエゲツなくて、ロープ伝いに進まなければならない。
ちょっとしたアドベンチャー

降りたところが奥の院。この磐座が何とも言えない迫力なのだけど、写真に撮ってしまうと何のこっちゃわからん、というのが残念なところ。

摩尼寺付近まで降りてきたら、今度は中国自然歩道へ。
少しばかり上がると日本海を見晴らせるところに出てきて、この眺望がまた素晴らしい。のだけど、だいぶ雲行きが怪しくなってきた…

次は久松山へ。十神林道から長田道に入り山頂を目指す。

山頂で一服してから出発したあたりで雨がパラついてきた。まずいなあ。
普通に同じ道を引き返して十神林道まで戻るのもなんだか芸が無いかな、と思って南坂を降りたらこれがまた激坂でびっくり。
で長田道からひょうたん池の方に抜けて本陣山向かうつもりが、ひょうたん池に抜ける道が見つけられず、結局は長田道を十神林道との合流地点まで上がっていくことになり、つまりムダに遠回りをしたことになる。
そういえば、以前ひょうたん池から長田道に抜けるルートを探索したけど、かなり強引に行かないと抜けられないのだった…

それでもなんとか本陣山・太閤平に到着。

雨は降ったりやんだり。でもまあ昨年のトレランの過酷さに比べれば、大したことはない。

後は下るだけ、ということで樗渓公園まで降りてお堀端を経由し、無事にゴール。総距離22kmとなった。

それから鳥取ぽかぽか温泉で入浴、のち買い出しだ。
話のタネにかろいちへ行ってみたが、やはりあそこは観光客向けで割高感が否めない、すぐに本命の鳥取駅前市場へ行き、モサエビ、アジ、ホタテなど入手した。そして、たにもと酒店で追加(すでに何本かは用意してくれているのだ)の酒を調達した。
すでに夕方5時。さすがに腹減った、ということで打ち上げ開始だ。
Cさんが持ってきてくれたRaigyoはファンタグレープ、先ほどたにもと酒店で調達したTettaはアセロラ、などと相変わらず罰当たりな感想を述べるCさん。でも言われると確かにそんな味だな。

モサエビは塩焼きで頭からばりべりぼりと食べるのが一番美味い。

たにもと酒店で買ったもう一本は辯天娘の純米にごり生酒(五百万石)なのだが、これが辯天娘なのに冷酒でもいける、もちろん燗にすれば美味い、というので思わず手を出してしまったわけだ。いや確かに美味い。辯天娘とは思えない爽やかさ。こいつあ良いぞ、などと調子ぶっこいているうちにだいぶ酔っ払ってぶっ倒れそうになったのでわたくしは途中でリタイアという運びに。
いやまあよう走って飲みました。