朝飯を食べたら、それでは大阪に帰りましょう。ということで、とりあえず鳥取駅の土産物屋で買い物をし、昨夜飲んだ辯天娘が美味かったので買って帰ろうということになり、たにもと酒店へ。
ところが、本日は午後からの営業、てなことで店が閉まってやがる。
何てこった… と一同ショックで立ち尽くす。
いやもうこの際だからいっそのこと酒蔵まで行くか、という緊急動議が提出され、満場一致で可決された。
辯天娘の蔵元は太田酒造場。若桜にある。通常は国道53号線で大阪に帰るので、少し寄り道にはなるが、まあ十分アリな範囲であろう。
とりあえずは53号線でとうふちくわの里に寄ってから河原まで行き、それから若桜へ向かう。
若桜宿の町並みは、どことなく智頭宿に似ているな、などと思いつつ太田酒造場に到着。
駐車場はありますかと訊くと、店の前に停めてください、と。
店頭にいた好青年にいろいろ話を聞きながら、とりあえずは昨夜飲んだのと同じ五百万石を無事に購入できた。
ついでだから手拭いなども買ったりなんかして。
53号線に戻り途中、トイレに行くため道の駅はっとうに立ち寄ったついでにいろいろ見ていたのだが、ここ面白いな。
で、こんなものが。
なんと亀井堂のサンドイッチにマイフライ、まだ売っていたのか…
ついマイフライを買ってしまいそうになったが、なんとか思いとどまった。
高校生の時、よく校売(これひょっとして死語だったりするのだろうか)で買って食べたものだ。
たぶん今食べたら胸焼けすると思う。
さて、やはりタルマーリーには寄らねばなるまい。
今回はパンを買うだけでなく、昼飯も食べようではありませんか。
ピザをフルサイズで注文して3人でシェアすると、ちょうど良いぐらいのボリュームになる。
わたくしはこれにスープも付けて。
中国自動車道も特に渋滞などなく、無事に茨木まで帰ってきた。
ということで仕上げは一蔵で打ち上げですな。
アカテカレイの造りなんてのがあった。
子供の頃はカレイの刺身ってわりと普通に食べてたような気がするのだが、最近あまり見かけないな。卵をまぶしたやつね。
と思って調べたら、あれって「アカガレイの子まぶり」と言うのだね。知らんかったな。
なお太田酒造場で買った辯天娘は、瓶ごと燗されていた。なかなかワイルドだ。
でもこれがまた美味いのよね。
まあとにかく、お疲れさんでした。