野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Last Train Homeってわけさ

堺東の「ふぐ清」、かなり久しぶりに行った。
人数は4人だが、さらにできるだけ他の客とのソーシャルディスタンシングができる店、ということで。
で、このような世の中であるから、さすがに鍋のコースは避けて。
というかこのクソ暑いのに、てっちりは無いでしょう、てな話ですわな。
てっさは食べたけども。あとフグの唐揚げと。
で夏場だと鱧がメインになるんですな。いや、美味かったですよ。
けど、基本フグか鱧の料理しかなくて、普通の居酒屋で飲むようなわけにはいかず、なんかちょっと微妙な感じ。

堺東を出たのはもう22時前ぐらいだったか。
さてどうしたものか、と思ったが、結局はちょっと兎我野町あたりで寄り道し、ワインを2杯ほど飲んで帰った。
今回のBGMはパット・メセニーの"Still Life (Talking)"にロキシー・ミュージックの"Avalon"。
0時少し前に出て、何とか阪急の終電に間に合った。

南茨木駅に新しいトイレができるらしい。その見取り図をしばらく見ていたのだが、酔っていたせいか出来上がった状態がどうもうまく想像できない。
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そんなことをしていたり、途中でコンビニに寄ってソルマック飲んだりしていたものだから、帰宅したら午前1時だ。
まったくあにやってんだか。

苗場って新潟やのに何でフジ、とかそういうところから

日曜日にYouTubeフジロックやってましたねえ。
エゴラッピンアジカンぐらい観たいな、と思っていたけど配信開始の夕方になったら忘れてた。
あとで気づいてくっそーと思ったけど、月曜の朝に再放送(再配信?)する、ということで。
でもやっぱり今朝になったら忘れていて、思い出したのは9時過ぎ。突然少年とかいうやつらがやっていた。アジカンが終わって(たぶん)10分ぐらい経ったころだ。くっそー、と思いながらとりあえずBGM的に流していたら、次のバンドが出てきた。
お、これちょっとカッコええんちゃうん?ゴーゴーペンギンっぽいぞ。上原ひろみ的な雰囲気もちょっとある。
誰だこいつら?何、Rookie A Go-Goとな。へー、知らんなあ。
と思って調べたら、Rookie A Go-Goってバンド名ちゃうやんけ!
フジロックの新人ステージですってよ奥様。おっちゃん知らんかったわ。
わたくしがお?と思ったのは、草田一駿というピアニストだ。
Apple Musicで探してみたが残念ながら見つからなかった… と思ったら、kazooshiなんちゅう名前で出してんのかい!
シングルが2曲。フジロックで聴いたのは“Ideal”の方だな。

Ideal - Single

Ideal - Single

  • Kazooshi
  • ジャズ
  • ¥204
いやあ、エエですな。アルバム出してくれると嬉しいなあ。

アルミホイル活用法

WOWOWでいよいよ『ターミネーター:ニュー・フェイト』がオンエアされるらしく、ターミネーター祭りをやっている。
で、ついだらだらと『ターミネーター2』の吹替版を観てしまった。
事前に「低予算バージョン」の方をチェックしておくと、また今までと違った楽しみ方ができるのでオススメだ。

トラックが食パンにしか見えなくなるから。

で夜に『蜜蜂と遠雷』を観た。

蜜蜂と遠雷Blu-ray通常版

蜜蜂と遠雷Blu-ray通常版

  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: Blu-ray
どうして日本の映画ってあんなにセリフが聞き取りにくいんだろうと思っていたら、日本の映画だから、じゃなくて字幕がないからだ、ということに気付いた。
あ、でも洋画の吹替版はわりと聞き取りやすいな。
蜜蜂と遠雷』、たしか劇場で予告編を見て、面白そうだなと思ったのだった。
でやっぱり面白かったのだけど、セリフがうまく聞き取れなかった部分もけっこうあって、細かいところがいまいちわかってなかったりする。
でも、とりあえずピアノの演奏だけ聴いてもそれなりに楽しいし。
WOWOWの『映画工房』で斎藤工くんがこの映画について、「天才ってのは人の足を引っ張ることなんて考えない」みたいなことを言ってたらしい。なるほど。そうですよねー。
これはまた原作も読んでみないとね。

そして本日もゲリラ豪雨

なんぼ言っても仕方ないことなのだけど、クソ暑いざますね。
走るんだったら早朝にちょびっと、てなとこですわ。
てことで朝6時半から7km。それでもけっこう暑い。
そして安威川の河川敷、途中から通行止めですがな。
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心斎橋の整骨院へ行ったので、昼飯は近くの中華を食べてみた。
冷やし中華にするかどうか迷った末に、肉炒飯(スープ付き)。
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うむ、普通だな。
炒飯そのものはこの店の近所の昌和の方が好みかな。
あっちはちょっと量が多すぎるけどね。
次回は麻婆豆腐でも食べてみよう。

酷暑に雷雨てあんたそんな

今週は木曜日と金曜日を出社日とした。
金曜日なんて早めに帰りたいところだが、あんまり早いと外が暑すぎる。18時ぐらいなら良いかなーなどと思いつつ帰ろうとしていると、少しばかりややこしい話に巻き込まれ、結局オフィスを出たのは19時少し前ぐらい。
そろそろ日が暮れる時間なので、そんなに死ぬほど暑いわけではない。これなら歩けるな、と思いつつ駅まで歩いていると、途中でぽつぽつと雨が降ってきた。
予報ではこんな時間に降るはずではなかったのだが、ということはこれは突発的な豪雨になる可能性が高い。どこかでプシっとやりつつ雨宿りするのが賢明のようにも思えるが、遅くなるのもちょっとイヤだし、一応は折り畳み傘も持っているから、まあ勝負に出てもよかろう、ということで傘をさして強行突破を試みた。
5分後には勝負がついていた。
予想通り激しい雷雨となり、折り畳み傘では辛うじて顔と頭が保護できたぐらいのもので、他はびちょ濡れ、つまり完敗だ。
ううむ、あと15分早く出ていれば何とか逃げ切れたのに、などと言っても詮無いこと。とりあえず天下茶屋行きの電車に乗る。
すると、我孫子前あたりでブレーキがかかった。何事?と思ったら踏切内の安全確認を行います、とアナウンスがあり停車してしまった。数分後に動き始めたが、次の踏切でも安全確認を行います、などと言っている。ということで再び停車。うーむ参ったなあ一体何が起こっているのだろう。
などと微妙にイラついているうちに運転再開し、無事に天下茶屋駅に着いたのは、もともと乗る予定にしていた河原町行き準急が出てしまった後だった。次の準急は20分後なんやでしかし。
たまにしか出勤しないんだから、もうちょっと平和に通勤させてほしいなあ。

とりあえず経過観察ということで

iPhoneから音が出ないな、と思ったら、出力がBluetoothイヤホンになっていた。
ということが最近よくある。イヤホンを充電用ケースに入れて、いったん接続は解除したはずなのに、どうも充電用接点が緩んだのかまた接続しに行ってしまう、ということらしい。
これはちょっと鬱陶しい。しかもその頻度が最近少しばかり上がってきた気がする。
うーむ、なかなか良い感じで使えていたのだけど。

そうそう、ランニングにも使えている。
が、どういうわけか先日雁金山でプチ遭難した時には2回ほど脱落して危うく紛失しそうになった。実はじっとして使っていても、ぽろんと落ちることがある。常に左側だ。なぜだかよくわからない。耳の形との相性かもしれない。

充電しない件については、接点が汚れているのかもしれんな。やはりIPX4の防沫仕様では、ランニングでつかって思い切り汗をかいたりすると、さすがにちょっと厳しいのかもしれない。そうだとすると、接点の掃除なんてのも、あまり根本的な解決にはなってないということになるなあ…
うーむ、困ったものだ。

きっちり始末つけなあかんやろ

項羽と劉邦』の中巻。

項羽と劉邦(中)(新潮文庫)

項羽と劉邦(中)(新潮文庫)

時の王朝の失政が続くと反乱が起きて統治者が変わる、というのが歴史の中で何度となく繰り返されていくわけなのだけども、その反乱勢力というのは一枚岩ではなく、その中でもまたあれこれと争いが生ずる、というのがまあ普通のことなのですな。
始皇帝は暴政を敷き、二世皇帝の胡亥は暗愚で宦官趙高の傀儡にすぎず混乱は増すばかり、という中で起こったのが陳勝呉広の乱ってなわけだが、その後にも彼らの尻馬に乗ってあちこちで起こる反乱は、全体的に見れば別に組織立ってやってるわけではないんだから、まあ当然といえば当然か。
一応は項羽劉邦も懐王を担ぐ、同じ反秦軍。とはいうものの、おじが楚の将軍という項羽に対して、もともとが沛のごろつきだった劉邦を、一緒にするのはちと無理がありますわな。
それにしてもよくわからんのが項羽だ。降伏してきた万単位の兵士を平気で穴に埋めて殺してしまうぐらいのサイコパスのくせに、関中に入ろうとするのを劉邦が妨害したので激怒し、てめえぶっ殺すぞと攻め込んだのに対して「ごめんそんなつもりと違うねん」と謝られたらあっさり許してしまう。
えええ?と思っていると調子に乗った劉邦は諸侯に項羽の討伐を呼びかける(ひどいやつだ)。
甘いよ項羽。あそこできっちり殺っとかなあかんかったんやで。
という感じで、本当は500ページぐらいの分厚い一冊の長編で済んだところが、項羽がそんな感じだから決着せず、話はますますややこしくなって下巻へ続く、というわけですな。