家の書棚にあった、谷崎潤一郎の「痴人の愛 (新潮文庫)」を読みました。
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1947/11/12
- メディア: 文庫
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ちなみにこの画像はうちにあったやつと表紙デザインが違いますけどね。うちのは昔ながらの、新潮文庫の谷崎潤一郎シリーズ共通デザイン(赤ベースのやつね)です。
読んだ感想は、一言でいえば「なんと恐ろしい…」ですね。何人もの男を手玉に取る「妖婦」ナオミに耽溺していく主人公の様子が狂気じみていて、サイコホラーっていう感じですよ。それにしても、この本うちにあるんだから、前に一度よんでるはずなんですが、内容がまっっったく記憶にありませんでした。こんなにインパクトの強い内容なのに。どういうことでしょう。