野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

泡の出る黄色いやつで気分だけでも

朝起きたら9時半を回っていた。何てこった。
朝食を摂って少しまったりしていたら、もう昼前じゃないか。
天気は晴れ。それは結構なことだけど、暑いぞ。
そんな天気なのに走りに行くのか。まあしゃーないわな。

ここ3週続けて阿武山(あるいは竜王山)方面に行っているので、そろそろ鉢伏自然歩道方面へ行くことにした。
いつものように茨木カンツリー横、郡山宿から宿久庄あたりへ。
快晴ですわ。
f:id:neubauten:20210606221739j:plain
この辺りの集落、行政上の住所は茨木市宿久庄となっているけれども、どうやら地元の人々は東村、と呼んでいるようだ。
まあ確かに、村だわなこれは。
この東村あたりの少し急な坂を北に抜けると、茨木霊園横の坂道と合流する。その坂をさらに上がると関西大倉高校と三菱マテリアルがあるわけだが、先ほどの合流地点あたりにはこんな看板がある。
f:id:neubauten:20210606221748j:plain
関西大倉生は東村への通行禁止」って、いったい何やらかしたんや…
まあ、チャリで急降下して事故った、とかそんなところだろうけど。

例によって鉢伏自然歩道を上り、プロロジスパークあたりに出てくる。
f:id:neubauten:20210606221802j:plain
この辺ではここが一番高くなっている。長寿峠なんていう名前が付いているらしい。
今度は粟生岩阪の集落に向かって降りる。
前回はこの辺りから彩都経由で戻ったわけだが、今回はもう少し先まで行ってみることにした。府道110号余野茨木線を少し北上し、佐保まで行ってから、鉢伏山の入り口を探す(事前に調べとけや)。
少しばかり迷ったが、無事に登山道を見つけることができ、北側のルートから山頂を目指す。
阿武山並みの低山だからと侮っていたが、少しばかりキツかった。走るのはちょっと無理だな。
それでも何とか山頂に到着。
何やら石碑が立っている。
f:id:neubauten:20210606221822j:plain
読んでみると、

閑院宮春仁王 朝香宮鳩彦王 御登山記念

とある。何と読むのだ?
帰宅後に調べたところ、閑院宮春仁王は「かんいんのみや はるひとおう」、朝香宮鳩彦王は「あさかのみや やすひこおう」と読むらしい。軽く40年以上前に建てられたものだな。

山頂からの景色。生駒まで見渡せる。
f:id:neubauten:20210606221839j:plain
少し休憩してから降りる。と、鉢伏自然歩道にぶつかった。今まで走ってきたのとは別物だ。なんとこの辺まで続いていたのだな。
その鉢伏自然歩道を北に向かって走ってみた。
f:id:neubauten:20210606221857j:plain
うまくすれば彩都方面に降りるルートにつながるように見えたからだ。しかしそのような道は見つけられなかった。どうもマイナーな山になるとYAMAPの地図はアテにならないようだ、ということが最近わかってきた。
ということで、来た道をぐいーっと引き返し、岩阪の集落に降りて行くルートに。
途中に棚田が点在している。美しいではありませんか。この辺のルートもなかなか面白い。
f:id:neubauten:20210606221907j:plain
そしてしばらく走ると、ぽこっと彩都に出てくる。ほんの10分ほど前までいた、昔ながらの集落や里山と、近代的な都市とのギャップにクラクラする。
後は彩都西公園を抜け、勝尾寺川に沿って南下、R171まで。距離としては20kmほどだが、かなり疲れた。今日はもうこの辺で堪忍しとくんなはれ。
f:id:neubauten:20210606221918j:plain
というわけでコンビニに寄ってプロテインとビールを買い、豊川駅からモノレールに乗って帰る、と。
南茨木に着いたころにはもう16時をだいぶ回っている。いくら朝が遅かったからと言っても、昼食抜きだったから、さすがに腹が減った。
今日は我らが三文字が15時から開けているようなので、軽くいてこますことにした。
といってもノンアルなのだけど。
f:id:neubauten:20210606221925j:plain
ドライゼロでぷしゅー、だ。
鱧の串揚げが美味い。しかしこれをノンアルで、ってのはなかなか厳しいぜ。