野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

いつもと違うところにも行ってみよう

ポンポン山にはつい先日行ったばかりであるが、本日はトレランである。トレランで行くのは、実は昨年の12月以来だったりする。つまり、ほぼ一年ぶりということだ。
山崎からアプローチする標準的なポンポン山トレランコースにおいては、浄土谷の先で柳谷観音の裏からいったん沢を降りていき、それから急坂を登る。あれがかなり辛い。もうちょっと楽なコースはないものだろうかと常々思っており、いろいろと研究してみた結果見出したルートを、今日は走ってみるのだ。

左側がいつものコース。そして右が本日のコースだ。ミロク谷から舗装路に出た後、いつもは道路を渡って反対側のトレイルに入るのだが、本日は舗装路を北上し、その先の交差点あたりから沢沿いに登って西山古道へ抜ける。
沢沿いに登って、って簡単に言うけど、倒木だらけでなかなかエゲツない。

それでも何とか西山古道に出る。人通りがまったくない。

この西山古道を立石橋まで行く。そうすると、小泉川に沿って上がるポンポン山への登山道に出る。

けっこう広い道で、なかなか走りやすい。が、だらだら続くゆるい登り坂というのも、それはそれでしんどいものだ(どないやねん)。
ポンポン山の山頂はかなりの人であった。しばらく休憩しているうちに汗が冷えて寒くなってきたので、一気に下山する。
本山寺の紅葉は見頃を過ぎているが、まあそれでもなかなか見事なもので。

この季節の神峯山寺は入山料400円。

いつもであれば上の口バス停をゴールにし、それからバスに乗って高槻まで行き天神の湯に入るのだが、最近の天神の湯は、それはいくらなんでも、というぐらいにまで値上がりしている。というわけで今回は美人湯 祥風苑をゴールにしている。
つまり摂津峡も走らねばならんわけだ。やれやれ。

てなわけで22kmの行程となった。

風呂に入ったあとはもちろん餃子天国。

餃子の後、久しぶりにカゼウスに行ってみるか、ということになったのだが、なんと満席で入れなかった。みんな日の高いうちから酒なんぞ飲んでけしからんな。
さてどうすべ、ととりあえず高槻駅方面に向かう途中にあるエノテカ・イデンティタ。
この店があるのは知っていた。が、中でも飲めるではないか、ということに気づいてしまった。
グラスワインを出しているのだが、ボトルも抜栓料1100円で飲めるのだ。なんてこった。

そしてこの店ではハムも売っており、店内で食べることもできる。
盛り合わせできますよ、と出してくれたのがこれ。

3人分かと思ったら、これが一人分だってんだから恐れ入る。
いや、ハモンセラーノ美味かった。何とも言えない熟成感。
ええ店を見つけたぜ、と言いつつ千里丘へ移動する。しかし一蔵がオープンする18時にはまだ少し早い。
それでは、ということで前から気になっていた台湾屋台に入ってみた。
麻婆豆腐が美味いやないか。

小籠包もなかなか。ここはまた来なあきまへんな。
てなことをやっているうちに一蔵が開く時間になったので…
いつものようにグダグダと飲む。
あん肝に燗酒とか、絶対アカンやつやなこれは。

この辺でもう完全に判断力を喪失している。
そのまま帰れば良いのに、うどん食いたいとかワケわからんこと言い出す奴がいて(わたくしのことですけどね)、それでは、ととら丸に行った(なぜ誰も止めないのか)のだが、店の前に行列が。並んでまでは… ということで諦めてかっしゃんへ行った(え?)。
例によって泥酔して帰宅したわけだが、トレランルートから飲食店までいろいろと新規開拓できて、本日は実に実り多き一日であった。