『ランチ酒 今日もまんぷく』、文庫化されたのでいそいそと買って読む。
このシリーズもすでに3作目か。
やっていることはずっと変わっていないのだけど、祥子の周辺環境にはあれこれと変化があり、そしてそれは祥子自身の転機でもある。という状況で、これは完結編なのだろうか。何だかまだまだ話は続きそうな気がするのだけど。
だいたい角谷さんが、あまりにも正体掴めなさすぎて、この人本当にどこまで信用して良いの?という感じで、その辺りからいくらでも話が広がりそうなのよな。他にもあれこれ、ネタが仕込まれてる風でもあるし。
それにしても祥子、酒の飲み方に節度があって偉いな。夜勤明けでそこまで深酒できない、ということなのかも知れないけど、わたくしなんか、だいたいああいう状況ではスイッチ入ってしまって、調子こいて暴走、ということになりがちなので。