「ウェブ進化論」、「ウェブ時代をゆく」と読んだら、やっぱり「フューチャリスト宣言」も読んどくべきかな、と思う。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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ネットの世界というのは梅田氏にとってはまあいわば専門分野だが、専門家ではない茂木氏の、ネットに対する脳科学者的な見方が面白い。
印象に残ったのは、ネットにより多くの情報が容易に入手できるようになった現在において、本というのは重要であるということ。きわめて速いペースで情報が動いていくネットの世界において、固定化された情報を持つ本はリファレンス・ポイントとして、いわば「錨」としての役割をはたすのではないか、というわけだ。これはちょっとした「目から鱗」的な話。本当はこれだけではない、色々と刺激に満ちた本なのだが、面倒なのでこれ以上はここには書かない。