野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

醤油のまちにて

久しぶりに、ジュスカ・グランペールのライブに行った。
龍野の、ガレリアという昔は金融会社のオフィスだったという古ーい建物(70年以上前らしい)のカフェだかギャラリーだかみたいなところ。龍野ですよ龍野。うちから電車で2時間ちかくかかる。姫新線だからICOCAも使えないようなところ。
ライブはよろしうございましたな。なんでも前日は京都の町家でライブやってたらしく、あまり無茶なことができなくて少々たまってたのかもしれまへんな。特に後半かなりの勢いでございました。アンコールの "Gypsy Dance" なんかもう、気合い入りまくりで鬼気迫るものがあるっちゅうくらいで。
その他カバー曲も、色々と面白いものがあり。あの「黒猫のタンゴ」ってもともとイタリアの曲なんだそうで。へええ。それをジュスカがやると、あらま本格派のタンゴな感じ。あーそれにタンゴといえば、"Por una cabeza"、カッコええっすな。この曲「トゥルーライズのタンゴ」と勝手に呼んでいたけど、本当の名前はこれ。「首ひとつの差で」という、元は競馬用語なんだそうで。調べてみたら、「トゥルーライズ」以外にも「シンドラーのリスト」や「セント・オブ・ウーマン」でも使われているようで。うーん、そうだったかな?
あー思い出した!確かにやってましたな。「セント・オブ・ウーマン」
http://www.youtube.com/watch?v=Py9JcjGtfSg
カバーといえばもうひとつ、「コーヒールンバ」がまた面白い。まるでジミヘンだこりゃ。
という感じで、ライブを堪能したのは良いが何ぶん遠いので、21時半の電車に乗るためにライブが終わったら慌てて帰った。晩飯を食べるところも無いので、駅までの道の途中に一軒だけあるコンビニで肉まんとコロッケとビールを買い、本竜野駅で電車を待つ10分ほどの間で食べた、というような始末。帰宅したのは23時半ごろ。そっからビール飲んで柿ピー食べてどん兵衛食べて風呂入って、って何をやっとるんだ俺様は。そんなんだから寝たのは2時前で、だから月曜日はもう眠くて死にそうだった。あーあ。