日経ビジネスオンラインのコンテンツというのは、正直なところ俺様にとってはちょっと微妙だったりするのだが、そのなかでも例外的に好きなのが、小田嶋隆さんの「ア・ピース・オブ・警句」なんである。小田嶋さん、最近ではツイッターも再始動されたようで、まことに慶賀の至りである。
さて上記のコラムを読むと、必ず最後に表示されるのが、「人生2割がちょうどいい」という本の広告だ。このなんだかとても素敵な感じのタイトルに惹かれ、前から気になっていたのをつい先日Amazonで購入した。
- 作者: 岡康道,小田嶋隆
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/14
- メディア: 単行本
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ちなみにこの本、梅田の紀伊国屋書店で検索したら、「自己啓発」コーナーのとなり、「習慣術」のところにある、となっていた。習慣術て。それはちょっとちがうやろ。
ま、結局は見つからなかった(だからAmazonで買った)のだけどね。しっかりしろ紀伊国屋書店、いろんな意味で。
この本、小田嶋さんと高校の同級生である岡康道さんとの対談になっているのだが、いやはやもう無茶苦茶じゃないか。こんなのアリなんか。特に岡さんはなんだかスゴすぎるぞ。
小田嶋さんもアレだ、一見ダメな感じでも、でもなんだかこのアナーキーな知性はすごくないか。
そんなお二人の言う「人生2割がちょうどいい」(あんまり頑張りすぎてもアカン、みたいな感じね)なんて、良い子は真似しないように、というかあんまり真に受けないほうが良いと思うんだがな。
続編の「ガラパゴスでいいじゃない」もぜひいっときたいですな。