先日、モバイルSuicaでJRの改札を通ろうとしたらエラーになった。
その場はとりあえずPiTaPaを使って事なきを得たのだが、何でそんなおかしなことがおこるのか、と考えてみるに、そういえば心当たりがなくもない。
iOSの新しいバージョンがリリースされた(そしてアップデートせよと言ってくる)ので、iPhoneのOSを更新した。
もちろんそれだけでSuicaが使えなくなるわけではない。
わたくしはiPhoneをプライベート用のiPhone 14と勤務先から支給された仕事用のiPhone SEと、2台持っており、Suicaアプリはプライベート用iPhoneに入れている。で、仕事用iPhoneのOSをアップデートした時に、ウォレットにSuicaを追加しますかと言われたので、あまり深く考えずに入れてしまったのだ。
こうすると、仕事用iPhoneでモバイルSuicaが使えるようになって、それは結構なことなのだが一方で、もともとSuicaが入っていたプライベート用iPhoneでは使えなくなってしまう。ウォレットにSuicaを追加したことで、プライベート用iPhoneに入っていたSuicaが仕事用iPhoneに移動してしまったような格好だ。
というわけで、まあ理屈はわかるのだけど、何でそんな危険なことをさすねん、とも思う。せめてウォレットに追加する時に警告ぐらい出してもよかろう。いやひょっとすると出していたのかもしれんが気付かんかったぞ。
とりあえずSuicaは元のiPhoneに入れ直しておいた。
どうもiPhoneのSuicaまわりはトラップが多い。
しばらく新幹線に乗る予定は無いけども、Suica IDが変わってないか、忘れんうちに調べておかねばなるまい。
すっかり更地になってます
午前中に買い物をしたついでに茨木のイオンへ行き、早めの昼飯を紅虎で食べた。
紅虎の麻婆豆腐、久しぶりに食べたなあ。
それにしても餃子こんなに大きくする必要ある?
帰りに小川町のあたりで、用水路に大量の亀がいるのを発見。
亀って本当に甲羅干しするのだな。
それにしてもこんな大量の亀がこの用水路には棲息しているのか(写真に写っているのはほんの一部)。ちょっと怖いぞ。
夕方に近所を散歩して、千里丘駅前の再開発工事の進捗を確認してきた。
数週間前までは大きな樹が一本だけ残されており、あれどうするつもりなんだろうと思っていたけど、結局はあっさり伐られてしまったようだ。
そりゃまあそうでしょうね。
スペイン帝国の興亡
快晴なのは良いけど、少しばかり暑くなってきた。
桜はすでにピークを過ぎているが、まだ残っているところもないわけではない。
たとえば山田川公園。
そんなこんなで10km。
午後から、国立国際美術館で開催中の古代メキシコ展へ行ってきた。
こういう好きな感じのやつが一杯で、そりゃもうたまらんかった。
そして靱本町へ。
本日は、ヴィノ・ルサファ主催のメーカーズディナーというやつで、名店エチョラにてスペインから来日中の生産者ヴェロニカ・ロメロを囲む、てな企画だ。
本マグロツナのバスク風サラダには、ブリサ(白)。
青唐辛子のソースと聞いて少しビビるが、そんなに辛いわけじゃない。
アオリイカ、白いんげん豆、乳飲み仔豚のスープと、クララ(ロゼ)。
豚肉がほんのりスモーキーなのがニクいやね。
アーティチョークとハマグリ。そしてムダ(オレンジ)
ハマグリのダシがたまりませんです。
バレンシア風米料理。arroz al hornoというらしい。ドゥアルテ(赤)と。
豚の血のソーセージが入っていたりしてかなり濃厚。ドゥアルテだと少し負けるかもしれない。
阿波尾鶏の煮込みに、バラロハ(赤)。
まるで角煮のような食感。でも実はプルーンのソースだったりする。
ドルチェにアーモンドのトゥロンのクリームが出てきた。
かなり美味い。一緒に行ったCさんはグラッパが欲しいなどと困ったことを言う。でもわたくしもそう思う。スペイン料理だから、グラッパというよりオルホかな。
そんなわけで本日のラインナップ。
いやあたまりまへんどした。
などと言いつつ帰りにうっかり上新庄で途中下車してしまうのは悪い癖だな。
なぜかシメは中華ちまき
仕事の関係で来客があり、夜は会食など。まあそういうこともあります。
心斎橋の「肉と魚と酒 雄」という店だ。
何の店か正直よくわからん。名前の通り、いろんな料理が出てくる。
が、けっこう美味い。そして安い。
心斎橋のど真ん中で、こんな商売してて大丈夫なんだろうか。
とは言え飲み放題プランで飲める日本酒は、おそらく残念なやつなので、飲み放題とは別に獺祭やら紀土やらを注文した。まあ一応接待だから、あんまり貧乏くさいのもな、ってことで。
終了後、ホスト側の我々3名は軽く反省会をすることになった。
こういう時は日本酒うなぎだにぐらいかな。
わたくしはみむろ杉、そして赤武を半合ずつ。
しかしうなぎだに、遅い時間なのにけっこう混んでたな。まあ金曜の夜だしな。
結局23時ぐらいまで反省してしまった。調子乗りすぎやろ。
梅田の調査2件
ある日インスタのフィードに、梅田の「地酒ダイニング やす」という店が出てきた。
なかなか良さげである。
これは要調査だな、ということで本日行ってきた。
しかし雑居ビルの3階にこんな入り口では、なかなか入るのに根性要るよなあ。
あーでも料理は美味かった。期待通り。
造り盛り合わせ(小)が結構なボリュームで、おっさん二人はそれだけでそこそこお腹いっぱいになってしまった。まーそれでもかき揚げとか太刀魚の塩焼きとかだし巻き卵とか、それなりに食べたけどね。
日本酒も種類があって嬉しい。そりゃまあ「地酒ダイニング」だしな…
狭い店内はほぼ満席だった。客層は全体に若めかな。
という感じで2時間飲み食いして店を出て、せっかくだしもう一軒ぐらい行っとく?てなことになり、次は「一品料理 すえひろ」へ。
ここ、昔からあるおでん屋なのだけど、一昨年ぐらいからワインも飲めるようになったらしいということで、これまた要調査物件だったのだ。
というわけで、白をグラスで2杯ほど。
それなりにお腹いっぱいだったので軽くつまむ程度だったけど、一軒めに来ておでんその他もしっかり食べるのも良さげだなあ、と思った次第。
今日の2軒は、どちらもそれぞれ違う方向にディープだったな…
上新庄探訪
上新庄に「立ち呑み はるちゃん」という店がある。
日曜日に行った摂津市のあわわは、この店で働いていたおねいさんが出した店であるらしい。そして、先日行った時も、はるちゃんからの応援と思しきおねいさんが手伝いに来ていた。
ちょっと調査してみるか、ということで上新庄で途中下車。
本日のおばんざい。
どれにするか迷ったので、おばんざい盛り合わせを注文した。
3種類ぐらい出てくるのなかと思ったら、肉みそ豆腐以外全部乗せだった。
これくらい食べたら、まあまあお腹になりまっせ。
ということで調査は終了。
で、上新庄まで来ているのだから当然次はカドヤということになる。
この赤がだいぶ好みでありました。
そんなに昔の話でしたか
『ねにもつタイプ』を初めて読んだのは、もう14年近くも前の話だ。
それですっかり岸本ワールドの虜になってしまい、以来『なんらかの事情』、『ひみつのしつもん』と新作のエッセイ(の文庫版)が出るのを待ち構えて読んでいる。
しかしながら『ねにもつタイプ』は単行本を貸してもらって読んだので、文庫は読んでいない。これは具合が悪い。なぜならば、岸本さんのエッセイは、文庫化される際に必ずボーナストラックが追加されるので、単行本を読んで終わり、ではなく、文庫が出れば改めて同じ本を読まねばならない。
というわけで今回、『ねにもつタイプ』を14年ぶりに再読することにした。
したがって、どれがボーナストラックとして追加された部分なのか、さっぱりわからないのだが、別にそんなのは大した問題ではない。とりあえず、これを単に「エッセイ」と呼んでしまうのはちょっと雑すぎるかなという気がしてきた。
現実と妄想のあわいをふらふらと揺蕩い、少しずつ現実感覚に歪みが生じていく。そうこうするうちにイノセントでヴァイオレントな何かがちらほらと見えてくる。そうやってトリップするためのテクストだなこれは。