野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

正月って忙しい

予報では2日から雨だか雪だかと言っていたような気がするが、朝のうちに降った雨もやんだようで。それじゃちょいと走り初めでも、てことで袋川に沿って千代川と合流するあたりまで行き、そこから千代川横のサイクリングロードを走ってみた。

なかなかピースフルではないですか。
そして午後からは鳥取ぽかぽか温泉で風呂に入り、それから親戚の家へ行って宴会。
正月に読もうと思っていた本は、今日はまったく手をつけられず。
なんだかあっというまに正月も過ぎて行ってしまうのだなあ。

ケチケチすんなよ

無事に新年が明けまして。おめでたいことでございます。
なんだか夜中のうちにずいぶん激しく雨が降ったんだか霰が降ったんだかよくわからないが、けっこうバラバラと派手な音がしていたののを夢うつつに聞いていたように思う。6時ごろに起きた時には特に雨も降っておらず、また大して寒いわけでもなく。6時半ごろに家を出て例年通り初詣に行った。

いつもの宇倍神社のこれ、今年はまたずいぶんヤケクソな感じがするのですけど。
帰宅しておせちなど食べつつ朝から酒を飲んでいた。日置桜の上撰なのだが、なんだかちょっとトゲトゲしい感じの味でイマイチ好みに合わんな、などと思っていたら父親も、あんまり美味くないな、などという。そもそもこの酒を買ってくるにあたって父親がケチって2,000円しか渡してくれなかったからこんなことになるのだ。3,000円あれば同じ日置桜でも純米酒が買えたのに。あれはなかなか美味いんだぜ。
朝食後にのんびりと本でも読もう、と思っていたのだが5ページほどで寝落ちしてしまった。起きたらもう昼過ぎだ。不思議なことに腹が減っていたので、作りすぎた年越しそばの残りを食べる。
そうこうしているうちに気づけば午後3時。そろそろ晩飯の買い出しに行かねばならない。この辺りで元日に開いてるのはイオンぐらいなものだ。イオンに行ってみたら、鳥取市民全員が集まってるんじゃないかと思うぐらいに人が多い。ま、そりゃそうだ。
で帰ってから晩飯だ。結局、食べて飲んで寝て食べて、って相撲取りかよ。稽古はしてないけど。まあ正月のありがちな風景ですわね。
今年もひとつよろしくお願いいたします。

2017年について総括するかい?

なんだか2017年もあっという間に終わってしまいますなあ。
1年4ヶ月ぶりの日本暮らし。今年は海外出張には1回しか行ってない代わりに、国内でやたらとあちこち出張した。なんだか毎週のように新幹線に乗っていた気がする。週に2回、てのも何度かあったなあ。東京の次に多かった出張先は長岡、あるいは宇都宮か?(正解は宇都宮。長岡が4回で宇都宮が6回だった)鹿児島にも2回行ったし。福山にも行ったけど、たぶんもう用はないと思う。駒ヶ根いわきは来年も行くことになりそうだ。
今年はなんだかあまり本が読めず、全部で56冊。ずいぶん低調だ。後半に、事情があってビジネス系のちょっと面倒な感じのものを読まなければならなくなったというのも大きいかもしれない。新作で面白かったのは『エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層』。文庫落ちでは『火花』が存外良かった。当然ながら『泣き虫弱虫 諸葛孔明』第四部も。あと旧作では『漁港の肉子ちゃん』と『ユリゴコロ』あたりか。
今年買ったCD(ダウンロード含む)は25枚。このうちCDは9枚だけで、すでにダウンロードの方が多い。たまにタワレコに行くと、売り場面積がじわじわと縮小されていっているがわかる。これも時代の流れだ。CDからダウンロードへ、という流れの一方では若者の間でレコードだのカセットテープだのというアナログ回帰(いや回帰ではないな、彼らにとっては見たことのない新鮮なメディアなのだ)という動きはあるものの、そちらがメインストリームになるとは考えにくい。9枚買ったCDのうち新譜は『ラーメンな女たち』、『async』そして『L’accrodo Contrabbando』の3枚だけ。この中ではやはり復活した坂本教授の『async』がベストだな。新譜以外では、あらためてマイルス・デイヴィスのエレクトリック期、そしてマディ・ウォーターズあたりを聴き込んでみたりして。マイルスの”Bitches Brew”とか”Get Up With It”なんかはスゴいですわな。あとはテデスキ・トラックス・バンドあたりが良かった。クラシック方面はあまり開拓してないな。ケンプもバッハあたりは意外と良いな、と発見したぐらい。ああ、バックハウスのベートーヴェンピアノソナタはよく聴いてるな。
ライブは3月のカサ・スリム、4月のノラ・ジョーンズ、6月の山下達郎そして9月のmama! milkといったあたりか。タツロー御大の名人芸がスゴかったなあ。
映画は全部で39作を観た。そのうち劇場で観たのは『沈黙』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』そして『アトミック・ブロンド』の3本。いずれもかなり好みだが強いて言えばベストは『アトミック・ブロンド』か(ここでちょいとはてなブログのお題に乗ってみた)。

#2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》

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新作以外では『アメリカン・スナイパー 』と『レヴェナント』(これはサントラも良かった)、『オデッセイ』あたりかなあ。『スター・ウォーズ』シリーズを初めて観たっていうのは特筆すべきだな。
あと落語は繁昌亭で寄席を2回。桂小枝師匠を初めて観た。
それにしても50歳ともなるとカラダにも何かと不具合が出てくる。8月には妙に顎が痛くなったのでマウスピースで治療し、会社の健康診断でピロリ菌検査に引っかかったので精密検査したらきっちり陽性で、でもまあ除菌はうまく行ったようでそれ以降は快調だ。そういえば以前は時々謎の腹痛に悩まされたりしていたよなあ。
その老体に鞭打って走った総距離が今年は612.7kmだ。ちなみに昨年は729.8km。そりゃ週2回走ればねえ。腰痛はまあ、一時のようにひどくはなってないが、’なかなかスッキリとは治らんもんですな。まあボチボチいきますか。
てなわけで。来年もひとつよしなに。

実は干し柿ってそんなに好きじゃないんだ

朝からあちこち走り回り(文字通り走り回っていた)なんだか忙しい1日だった。
朝から墓掃除をして、父親を散髪屋に連れて行き、食材と日用品の買い出しをし、また墓参りへ行き、親戚の家に布団を運ぶ。

合間に、鳥取三洋の跡地にいつの間にかできていた和菓子屋を冷やかしてみた。宗家 源吉兆庵 なんていうイカツい店だ。
www.kitchoan.co.jp
工場が併設されているとはいえ、やたらとデカい。あんだけデカいのだからちょっとしたイートインコーナーでも作れば良いのにと思うが、まあ大きなお世話ってもんだな。確か『孤独のグルメ』で五郎さん和菓子屋の店頭で単品を買ってそのまま食べてたよな。ああいうのができると良いのよ。ってまさにそんなことをやってたおっちゃんがいたけどね。五郎さんのすごいのは、それを昼飯前にやるってことだわな。
で、なんとか日没までに帰宅して、10kmほど走ってきた。

そんなに寒くなくて良かった。明日からまた雨の予報だし、雪が積もってしまうとなかなか走れないし。今年はこれで走り納めですな。
今年も残すところあと1日。まあぼちぼちいきましょう。

じげのもんを活かしたんだそうです

朝の9時半ごろに家を出て、車で鳥取へ向かう。宝塚東トンネルを先頭に渋滞1km、てな情報を小耳に挟んだが、実際のところ渋滞らしきものはついぞ見当たらなかった。珍しいことだ。そんなわけで正午ぐらいには鳥取の河原あたりまで着いていた。昼食をどうするかというのはなかなか難しい問題で、このまま鳥取市役所の近くまで行って蒼雲で担々麺を食べるか、河原で寄り道してえばこGOHANに行くか。何となくラーメンを食べたい気分でもあったが、蒼雲まで行って「麺が無くなったため本日は営業終了」てなことになったら目も当てられない。ここはやはり手堅くえばこGOHANだ。

チキンカレーその他諸々、美味しゅうございました。しかしアレだな、大阪を出るときには快晴だったのが鳥取は鉛色の空で、時折雨が強く降るという実に山陰らしい天候。

前回葬儀のために帰省したときに、アイロンはあるのになぜかアイロン台が見つからなくて難儀した。今回その話を蒸し返し、改めて探したがやはり見つからない。どう見ても不要なものを何でもかんでも溜め込んでゴミ屋敷にしてしまうから、いざという時に肝心なものが出てこないのだ。腹が立つので、「あまりにモノがあふれていて、どこかにあるはずのアイロン台が見つからないので、ものすごくもったいないけども、新たにアイロン台を購入せざるを得ない」と父親にねちねち嫌味を言ってやった。本来買わなくて良いものを買わねばならない、というところがポイントだ。モノが捨てられない父親にとって、これは堪えるはずだ。ザマみろ(我ながら大人気ないと思う)。ちなみにアイロン台はホームセンターで999円の安モンを買ってきた。
ついでに晩飯用にスーパーでブリの刺身を買ってきたのだが、これが安くて美味い。鳥取の天気は陰鬱だし父親の言動にはいちいちイラつかされるが、やっぱり魚は美味い、てことで少しだけ機嫌が直った。ちなみにビールは一番搾りの「鳥取に乾杯」だ。鳥取に乾杯。

安全第一ですよね

本日より年末年始休暇となる。昼前にオートバックスへ行き、先日装着したスタッドレスタイヤの増し締めと安全点検を行なった。
さらに午後から心斎橋の整骨院へ行き、骨盤の増し締めと安全点検を行なった。
ついでに、性懲りも無くボンルパからワイン41%オフクーポンが送られてきていたので、先日爆買いしたばかりではあるが2本ほど増し締めと安全点検をしておいた。
これでもう、雪が降っても安心だ。なんかよくわからんけど。
晩飯は忘年会的に近所の昊(そら)に行くことにした。
お造り盛り合わせ、が美しい。もちろん美味い。

白子ポン酢にはやはり日本酒がほしい。ありがたいことに菊鷹のうすにごりがある。

そして鶏のつくねが暴力的なまでに美味い。

生ビールの後は日本酒を二人で2合ということで、ほどよきところ。
はい、堪能いたしました。

Unabomberをユナボンバーとは読まんやろキミぃ

少し前に車を運転している時に、ラジオで流れていた曲がなんかちょっとカッコよくて、山下達郎っぽいなと思っていたら何のことはない、実際にタツロー御大の「BOMBER」という曲だった。御大の3枚目にアルバム「GO AHEAD!」に収録、ってそれだいぶ古い曲ちゃうんか。で先日タイヤ交換後の慣らしで三宮へ行った時に、ミント神戸に入っているタワレコでこのアルバムを買ってみたわけね。 

GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

 

いやこれ、カッコええですな。めっちゃファンキー。「BOMBER」なんか特に、ベースがブリブリで。ライブを観に行った時に、「LET’S DANCE BABY」という曲の途中でオーディエンスがいきなりクラッカーを鳴らすんで、こいつらいったい何という狼藉をはたらくのだ、と思ったものだが、実はあの曲、このアルバムに収録されていて「心臓に指鉄砲」という歌詞の部分でピストルの音が入る。それを再現しようってんでコアなファン達はライブでもあの部分でクラッカーを鳴らすわけですな。へええー。

あと「SONORITE」に入っている「2000トンの雨」はこっちがオリジナルですか。ほぉおー。

まあそれにしても、このジャケットのアートワークはないよね。もうちょっと何とかならんかったんかいな、と思うが、いややはりライブでクラッカーを鳴らすようなコアなファンにとっては、アレがまたたまらんのでしょうなあ。知らんけど。